花火を体験? 台湾澎湖(ポンフー)で花火体験館が期間限定オープン!
澎湖(ポンフー)の夏といえば、「海上花火節(海上花火大会)」です。
2002年から毎年開催されている定番の夏のイベントで、かつ台湾でもっとも歴史のある花火大会でもあります。
今年も4〜6月の月曜日と木曜日に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で7〜9月に延期されています。
さて、そんな歴史ある花火大会の資料館として「澎湖花火體驗館(花火体験館)」が5月20日から8月20日まで期間限定で馬公の「篤行十村(ドゥーシン スーツアン)」エリアにオープンしました。
篤行十村は澎湖の中心地である「中正路」から徒歩10分ほどの場所にあります。ここは日本時代に日本軍の住居として開発された村で、日本時代と台湾時代の家屋が混じったノスタルジックな雰囲気を楽しめます。
澎湖花火體驗館は、その篤行十村の奥の方にある日本時代の家屋の中にあります。目の前にはガジュマルの木陰があり真夏の太陽の下でも涼やかです。
サンゴの石でできた門をくぐると…
ザ・日本家屋!という感じの古民家が現れ、まるで日本の田舎に来たかのような錯覚を感じます。
ちなみに入り口はものすごく固い引き戸で開けるのが大変だったので閉館中かと一瞬思いました?
(やっとの思いで)中に入ると、花火大会をテーマにした写真展で入賞した作品が飾られた玄関があります。台湾ではまず見られないたたきのある玄関です!
館内はそれほど広くはないのですが、花火体験館の名前にある通り、体験できる仕掛けがたくさんありましたよ。
例えば、こちら。うっすらと「I❤️PH」と書かれていますが…
フラッシュを付けて撮影するとこんな風に写ります。
こちらは、ARを利用した体験。スクリーンのある部屋に入るとスクリーンに自分の姿が。
そして手を動かすとスクリーンの中の自分の手に次々にマーベルキャラクターのアイテムが現れます。どうやら手を大きく動かすとアイテムが入れ替わるようです。
過去数年ぶんの花火大会のポスターが展示されているところでも…
フラッシュを焚いて撮影すると花火が打ち上がっているように写ります。
こちらのモニターでは、手を動かすと2002年から今年までの花火大会のポスターや歴史を見ることができます。
澎湖のお土産コーナーもありました。
澎湖の花火大会といえばオリジナルTシャツですが、今年はマーベルのキャラクターが入っているのでマーベル好きなら購入必至ですね。
花火Tシャツはまだ販売していませんが、予約が可能です。予約するとちょっと安い値段で購入できるとのこと。
澎湖花火體驗館(花火体験館)は、2020年5月20日から8月20日まで開館中です。開館時間は、9時から20時までです。
2020年の澎湖の花火大会の詳細については、こちらの記事をご覧ください。