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澎湖(ポンフー)にたくさんある「石塔」は村の守り神

澎湖(ポンフー)にたくさんある「石塔」は村の守り神

澎湖(ポンフー)の文化は、石の文化

澎湖には山がなく、昔の人が唯一たくさん使うことができた資源は石でした。主に玄武岩とサンゴ石が生活の中に溶け込んでおり、澎湖の生活は石とは切り離せないと言っても言い過ぎではありません。今回ご紹介する「石塔(shí tǎ|スータァ)」のほかにも、澎湖には「石臼」「石滬」「石敢當」「菜在」「サンゴ石でできた家」など石と強い結びつきを持った文化が盛りだくさんです。ついでに県を代表する魚(県魚)も『石』の字がついて石のような模様がある「石班魚」です。

澎湖ではいたるところで「石敢當」を見ることができると「沖縄だけじゃない。澎湖(ポンフー)にもたくさんある石敢當」でご紹介しました。それよりも数はグッと減りますが「石塔」は大きくて目立つため、澎湖の風景を代表する文化の一つとなっています。

澎湖にある石塔の数

澎湖には現在、大小合わせて49の石塔があることが確認されています。澎湖全体の村の数が97なので、村が2つあればどちらかには石塔がある計算になります。

石塔のなかでも最大のものは馬公市の鎖港にある2つの石塔で、高さが10.93メートルもあります。これらは主に玄武岩で作られており、重機のない時代に人の手で組み上げたと考えるとかなりの重労働だったことが偲ばれます。

また、澎湖で一番西にある集落「外垵」の丘の上には高さ約2メートル64センチの石塔が3つ並んでいます。ここは集落からはだいぶ離れた場所で、さらに丘の上です。ここまで運ぶのは並大抵の労力ではなかったでしょう。

石塔には石塔ごとの役割がある

なお、石塔が建てられた理由は石塔ごとに異なるため『石塔そのものの役目はコレです』といった説明をすることはできません。あるものは漁師のための目印であり、あるものは厄除けの意味があります。とはいえ基本的には民を守る役割が強いようです。

澎湖を旅行している時に石塔を見かけたら、ここにはどんな物語があり、どんな理由で建てられたのかを想像すると面白いかもしれません。主要な石塔にはその縁起が書かれたプレートがありますので、興味があればぜひ読んでみてください。もちろん、ラブポンフーでもご紹介していきますので、お楽しみに。

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