旅のはじまりにビジターセンターで澎湖の基本情報をチェック!(特にグルメ)
台湾では、夏休みの定番リゾートとなっている「澎湖(ポンフー)」。
砂浜やサンゴのビーチなど、島らしい景色はもちろん、世界遺産級の景観がそこかしこにあります。
山手線一周ほどの大きさにもかかわらず、すべてを満喫するには4日間でもたりないくらい奥深い島です。
そんな澎湖にやってきたら、まずチェックしたいのは澎湖の基本情報がわかるビジターセンターですよね。
空港から市内までの途中にあるので、電動バイクなら立ちよりやすい
澎湖空港から市内までは車で約20分、免許証なしでも乗れる電動バイクの場合は40分ほど。その中間地点にビジターセンターがあります。
澎湖は観光地とはいえど、外国人旅行者は全体のたった2%ほど。そのため観光バスがほとんどなく、多くの外国人旅行者が移動手段に困っています。
そこでラブポンフーでは、日本人旅行者でも気軽に利用できる電動バイクのご利用をおすすめしています。
市内までの無料送迎もありますが、空港で電動バイクを受け取ることもできますので、その場合はビジターセンターに立ちよってみてはいかがでしょうか。
内容が充実しすぎ。澎湖(ポンフー)のグルメコーナー
ちなみにこのビジターセンター、2022年にリニューアルオープンしたばかりです。
内部はおもにグルメ、年間行事、景色のコーナーに分かれており、それぞれがトップテン形式で紹介されています。
旅行中の行き先や食べものの参考になりますよ。
まず出迎えてくれたのは、澎湖を代表する景色ともいえる「漁翁島灯台」をモチーフにしたキャラクター「WON WON 」。
澎湖の地図が描かれた床のまわりに、これでもかというほどパンフレットがならんでいます。もちろん日本語のものもあります。
その先には「美食」と描かれた巨大なのれんがあり、壁一面に澎湖のローカルフードの絵がかざられています。
まんなかのテーブルにはめちゃくちゃリアルで美味しそうなサンプルがおかれています。
とてもすべては食べられなさそうですが、気になるものがあれば写真を撮っておきましょう。お店で注文するときに役立つはず。
澎湖のグルメ記事は、ラブポンフーのものもぜひ参考にしてくださいね。
日本語の説明もあります!
美食コーナーの次は、年間行事のコーナーです。といってもこのコーナーは展示を見るだけではイマイチ理解できません。
が、ご安心ください。なんと、日本語のオーディオガイドがあります!
ビジターセンターにあるQRコードを読み取ると、こんな画面が表示されます。そこからガイドを選ぶと日本語の解説が聴けます。
聴けるのですが…。
画面に表示されている文章を機械音声?が読みあげるだけなので、音声を再生する必要はないですね。
ちなみにこのコーナーにある船は神様専用の「王船(ワンチョアン)」です。
台湾のおもな宗教は「道教」で、もっとも有名なのは「媽祖(マーズー)」という海の女神様です。
そのため、台湾全体では媽祖を祀ったお寺が一番多いのですが、澎湖では「王爺(ワンイエ)」という神様を祀るお寺が最多となっています。
そんな王爺は役割を終えると天界へともどっていきます。その時につかう船が、この王船です。
澎湖の王船は台湾で唯一の建造方法となっており、澎湖の宗教を象徴するものでもあることから、ビジターセンターにレプリカがかざられているというわけです。
さらに奥にある景色コーナーでは、澎湖の絶景を写真で鑑賞できます。
鑑賞できるのですが…。
ほとんどの写真が気軽に行ける場所のものではないので注意しましょう。ここでは「こんなきれいな場所もあるんだ!」と感動すればOKです。
写真がたくさん載っている歴史年表は興味深いと思います。台湾の中国語と日本の漢字はほとんど同じなのでなんとなく理解できるはず。
澎湖の伝統的な家屋のミニチュアもあっておもしろいですね。
澎湖(ポンフー)旅行のはじめに、ぜひチェックしてみてください
なお、このビジターセンターは美術館と融合しているので、澎湖の情報だけでなくアート作品も楽しめます。
さらにくわしく澎湖のことを知りたいかたは、ぜひ澎湖生活博物館にも行きましょう。