2017年の澎湖(ポンフー)元宵節について
台湾の離島澎湖(ポンフー)では、毎年旧正月が終わった後の旧暦1月15日から17日までの3日間を中心に「元宵節(Yuánxiāojié|ユエンシャオジエ)」という行事が盛大に開催されます。
元宵節とは、新年を迎えて最初の満月の日のことで、新しい年を祝う「過年」を締めくくる大切な一日です。
元宵節は澎湖だけでなく中華圏全体で祝われ、かの有名なランタンフェスティバルもこの時期に行われます。
旧正月の時期は澎湖は完全にオフシーズンですが、この時ばかりはランタンで彩られた美しい寺院を見るために大勢の観光客がやってきます。
特に澎湖では「乞龜」という様々に着飾られた亀が登場するのが最大の特徴です。
その他、花火やプロジェクションマッピングなども行われ、澎湖でもっとも盛大なイベントと言っても過言ではない盛り上がりを見せます。
今回は、2017年の元宵節についてご案内いたします。
2017年以降の最新の情報は、ラブポンフーのイベントカテゴリーからご確認ください。
? 期間と開催日時
2017年2月11日(土)〜2017年2月13日(月)
上記期間の夕方が見頃です
? 会場
澎湖の主要な廟すべて
ほぼ全ての寺院で元宵節が祝われますが、ここではその中でも有名な寺院をご紹介いたします。
廟の名前を選択するとGoogleマップが開きます。
澎湖天后宮:台湾でもっとも古い媽祖廟。ここでは白米で作られた「大米龜」が登場します。また、渡ると一年が平穏になるという「平安橋」もあります。
鎖港紫微宮:澎湖で唯一巨大な神像が屋根に乗っている廟。ここでは黄金の「黄金龜」が登場します。
烏崁靖海宮:烏崁の名産である巨大なキャベツを使った「高麗菜龜」が登場します。
湖西天后宮:市民が創意工夫を凝らして作った様々な乞龜が登場します。
赤崁文?聖帝殿:赤崁の名産である海苔を使った「海菜龜」が登場します。
外垵溫王宮:硬貨で作られた「金銭龜」が登場します。港に停泊している漁船が灯される漁火も有名です。
? 観光バス
2017年2月11日(土)〜2017年2月13日(月)午後6時出発〜午後9時解散
料金:150元(1人あたり)
A線:石滬広場出発(18:00) → 烏崁靖海宮(18:10〜19:30) → 鎖港紫微宮(19:40〜20:40) → 澎湖天后宮(21:00)
B線:公車總站出発(18:00)→ 石滬広場(18:05)→ 自由塔(18:10)→ 雅霖大飯店前(18:13)→ 福朋喜來登酒店・百世多麗酒店(18:15)→赤崁文?聖帝殿(18:30〜19:30)→ 外垵溫王宮(19:30〜21:00)→ 各バス停へ順次戻り解散
元宵節期間中は観光バスもありますので、観光客にピッタリです。
? キャンペーン
期間:2017年2月8日(水)〜2017年2月14日(火)
この時期に澎湖に来た旅行者に景品が贈られる「澎湖元宵乞龜祈福趴趴go」キャンペーンが実施されます。
必要なもの:澎湖に来た時の航空券または乗船券・身分証明証
景品引換所:馬公空港のカウンターか澎湖旅客中心でプレゼントと交換
⛱踏涼傘体験
日時:2017年2月11日(土)〜12日(日)午前10時〜12時・午後2時から午後4時
場所:生活博物館前の広場
の体験ができます。
? 元宵節の様子
2017年の元宵節の様子を記事にまとめました