美味しい小籠包は、朝ごはん屋さんにあった!
ってことで、今回は小籠包がとっても美味しい朝ごはん屋さんをご紹介します。
まず、お店の名前を紹介したいところなのですが、Googleマップに載っていないので分かりません。が、かろうじて「上海豆醤大王」と書かれている部分が店名っぽいので、たぶんこのお店の名前は「上海豆醤大王」なのでしょう!
ふつうにしていたら絶対に入らないようなところにあるし、お店にお客さんがたくさん入っているところはあまり見たことがないのですが、どうやら地元の人がテイクアウトで買っていくことが多い様子です。
今回、なんでこのお店に入ってみたのかというと、友人が「1人で5籠ぶん食べられるほど美味い!」と太鼓判を押してくれたから。彼からの情報がなかったらきっとこの激ウマ小籠包にはたどり着かなかったことでしょう…。
ダンピンやファントアンなどの朝ごはんっぽいメニューのなかに、小籠包と書かれています。朝ごはん屋で小籠包って珍しいですよね。
そしてこちらがウワサの小籠包です。1籠8個入りで60元です。一般的にイメージする小籠包よりは皮が厚くて一回りくらい大きい印象で、どちらかと言うとミニ肉まんという感じ。
で、これを食べてみると、本当に美味しい! もちもちでふわふわの皮と絶妙の味付けの肉、そして肉汁のコラボが素晴らしい! 皮も厚すぎず薄すぎず、これまたちょうど良いバランス。
一般的な小籠包の場合は皮が薄いので食感があまりないのですが、ここの小籠包はちょっと厚めの皮なので食感も十分楽しめるので余計に美味しく感じるんですね。また、ちょっと生姜が入っているのでサッパリ感も加わっているのもいいですね。
皮はもちろん手作りです。運が良ければご主人の華麗な皮作りの様子をご覧になれるでしょう。
ただし! 今回ご紹介したふわふわの皮の小籠包が食べたい場合早めの時間に行く必要があります。というのも、小籠包は蒸す時間が長くなればなるほど中の肉汁が皮に吸い込まれてしまうから。
もちろん、肉汁を吸った皮の小籠包も美味しいのですが、やっぱりふわふわの皮の中に肉汁がある方が楽しめると思います。ただし、こればっかりは運次第なので、その時の味を楽しんでいただければと思います。
台湾に住んでいるとよく美味しい小籠包のお店を聞かれるのですが、毎回、澎湖よりは台北で普通に鼎泰豐に行った方が良いですよと答えていました。
もちろん、鼎泰豐の味は格別なので比べられるものではありませんが、もし澎湖で美味しい小籠包を食べたいという方がいらっしゃったらこのお店がオススメだなと思いました。朝ごはんというのがネックかもしれませんけどね。