鑽哥焼肉飯

観光客の定番めし処「鑽哥焼肉飯」

馬公市街地のお寺「城隍廟(チェンホンミャオ)」の前には、いくつものお弁当屋さんやドリンクスタンドがあります。

その中でも黄色い看板が目印の「鑽哥焼肉飯」にはいつも大勢のお客さんがいます。

観光客の定番めし処「鑽哥焼肉飯」
オレンジ色の看板が目立つので遠くからでもすぐに分かります。

その名の通り、焼肉飯が看板メニューなのですが、今回は澎湖(ポンフー)名物の「金瓜米粉(かぼちゃビーフン)」をご紹介します。

夏は暑くて、冬は潮風の吹く澎湖では、あまり作物が育たないかと思われるかもしれませんが、逆にそういった厳しい環境が適した作物はとても美味しくできます。

その中の一つが、かぼちゃです。かぼちゃは放ったらかしでも勝手に育つくらい丈夫なので澎湖にはピッタリ。むしろ甘く美味しく育ちます。

そのかぼちゃをふんだんに使い、ビーフンで炒めたものが「金瓜米粉」というわけです。

名物料理なので、たいていのお店で食べることができます。…と聞くとなんだか面白くないな〜と思われるかもしれませんが、どのお店もこだわりの味があるので、意外と楽しめます。

さて、こちらが鑽哥のかぼちゃビーフンです。

観光客の定番めし処「鑽哥焼肉飯」

かぼちゃだけでなく、ヤリイカやエビなどの海鮮も入っているので、澎湖の名物が山盛りという感じですね。

あ、食べる前にはしっかり麺をかき混ぜてくださいね。

お味は、かぼちゃの甘さを引き立てるというよりは、かぼちゃも海鮮もしっかり味がつけてある感じです。

鑽哥には他にも、たくさんのメニューがあります。お値段もたいてい100元以下のリーズナブルな価格ですよ。