発電所「尖山電廠」でアイスキャンディーはいかが?
現在、自然エネルギー特に風力発電に力を入れている台湾ですが、澎湖(ポンフー)では2000年から本格的に風力発電を採用しており、現在では澎湖の電力のうち1割が風力と太陽光による自然エネルギーでまかなわれています。
しかも、台湾で初の風力発電が行われた場所でもあります。その時代はなんと1955年! 今から50年以上前にすでに自然エネルギーが採用されていたとは驚きです。
今はその風車はありませんが、その時の精神は今でも受け継がれているのかもしれません。
さて、それでは残りの9割はというと…、火力発電です。
澎湖の電力のほとんどを任されているのは、湖西(フーシー)エリアにある「尖山(ジエンシャン)発電所」です。
大きな3つの煙突がシンボルマークになっており、かなり遠くからもでその姿を見ることができます。
「なんだ、ただの発電所か」と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください!
尖山発電所は単なる発電所ではありません。なんと…!
アイスも作っているんです!
どうやら、台湾では発電所を建設する際、セメントを早く固めるための氷を作るためだけに製氷施設を作ったそうで、それを工事が終わった後も有効活用するためにアイスキャンディーを作り始めたんだそうです。
そして、入り口の守衛室で買うというのが澎湖らしくていいですよね。
お値段はお買い得な1本15元で、味は11種類もあります! サイズも絶妙で大きすぎず小さすぎないサイズ。小さなお子様でも1人で食べられちゃいます。
さらに、味もこれまた結構イケるんですよ! 果汁だけでなくて実も入っているんです!
15元でこのクオリティはかなりお得だと思いますし、お客様をご案内すると必ず喜んでもらえます。
【メニュー:左から】
- ピーナッツ
- アズキ
- ミルク
- タロイモ
- 台湾マンゴー(酸味のあるマンゴー)
- パッションフルーツ
- 紫色のもち米
- サボテン
- マンゴー(皆さんが想像されるあのマンゴー)
- パイナップル
- フォンルー(澎湖のハーブティー)
この辺りはちょうど何もない場所なので、アイスがあるとやっぱり寄っちゃいますよね〜。
なお、アイスは夏季限定発売ですのでご注意ください。