澎湖(ポンフー)土産に最適! ついついハマる味「花生糖」
澎湖(ポンフー)土産にぜひオススメしたいのが、ピーナッツを使って作られたクッキー風のキャンディー。
実は数ある澎湖の名産品のなかでも特に有名なのがピーナッツで、地元の人は塩ゆでにしたり、粉にして野菜炒めに使ったりと様々な方法で慣れ親しんでいます。
ちなみにぼくらも南寮で借りている畑でピーナッツを植えたところ大収穫になりました。ピーナッツは植えた後にしっかり水やりをしていれば後は勝手に育ってくれるので簡単に育てられます。
ただし、収穫の時期が8〜9月と真夏なので、大豊作だからと言って手放しで喜べないのがたまにキズですが(笑)
そんなピーナッツを使って作られたのが澎湖で定番のお菓子「花生糖(花生䣷)」です。「花生」はピーナッツつまり落花生のことで、「糖」はキャンディーのような甘いお菓子のことを指します。
なので「花生糖」を日本語に直訳すると「ピーナッツキャンディー」となるわけですが、キャンディーというよりはクッキーに近い食感なので、ぼくは「ピーナッツクッキー風のキャンディー」と紹介しています。
さて、気になるお味はというと…、とっても甘い! どことなくピーナッツバターのような感じもします。そして食感はちょっと固いクッキーという感じ。
一口目はなんだか甘いなあ、と思うのですが、なぜかついつい手が伸びてしまう味。2個3個と食べているうちにもう取らなくなります。
これまでに随分たくさんのお客様に味わっていただいていますが、ほぼ例外なく「なぜかハマって」しまっています。
ちなみに、花生糖は澎湖の超定番のお土産なのでいろんな会社が作っています。もちろん、会社によって味や食感が異なりますので、いくつかのブランドを食べ比べしてみるのも面白いでしょう。
ラブポンフーが毎回買っているのは、西嶼(シーユー)にある「玉春海産行」の花生糖。こちらの商品は1袋に20個くらい入っていて60元です。
以前は市内にあるお店の花生糖が好きだったのですが、こちらのお店は海外産のピーナッツペーストを使っていることが発覚したので今では買っていません。
実は澎湖でも農業離れが起こっている影響で、澎湖産のピーナッツは数がへってしまっているんですね。なので、ほとんどの花生糖は海外産のピーナッツペーストで作られているそうです。
そんな中で玉春海産行の花生糖に関しては澎湖産のピーナッツを使って作られているので、まさに正真正銘の澎湖土産と言えますね。
確かにこのお店の花生糖に関しては、クランチーな食感が微妙に残っており、ピーナッツペーストを使っていないことが分かります。
「素食」というのは、肉を一切使っていない食べ物のことです。台湾人の1割はベジタリアンなので、街中でもよく見かける言葉です。
もちろん、花生糖は全て手作り。なので全部形も大きさも違います。そんなところも素朴な感じがしていいですよね。
花生糖一つ一つが紙で個包装されているので、バラマキ土産にもピッタリです。玉春海産行は西嶼の本店以外ではなかなか見かけませんが、他のブランドの花生糖でしたら市内のおみやげ屋さんでも購入できます。
一度食べたらクセになること間違いなし。澎湖に来たらぜひ食べてみてください!
玉春海産行
玉春海産行
玉春海産行

玉春海産行
- 場所:澎湖縣西嶼郷池西村179之1號
- 営業時間:8時〜17時
- 電話番号:06-998-1352
- 予算:花生糖は1袋60元