初めての澎湖(ポンフー)なら、おすすめレストランはココだ!

台北からわずか50分のフライトで行くことができる台湾の離島「澎湖(ポンフー)」。まだまだ外国人旅行者の少ない場所なため、いざやってきてもどこに行けば分からないという方もチラホラ。

そこで今回は初めて澎湖に来たらとりあえずここで食事をすれば間違いない! というレストランをご紹介します。各レストランの住所をクリックするとgoogleマップが開きます。

2人だけでも澎湖の海鮮料理を楽しめる「嘉賓」

初めての澎湖(ポンフー)なら、おすすめレストランはココだ!

お二人様で、澎湖ならではの海鮮料理を楽しみたいという場合にオススメしているのが、嘉賓(jiā bīn|ジャービン)海鮮川菜館。

台湾のレストランは1皿の量が多いので4〜5人で行かないと色んな料理を食べられないことが多いのですが、嘉賓海鮮川菜館なら2人でも人数に合わせて量を調整してくれるので、少人数でも安心してお食事できます。

また、外国人旅行者向けの写真付きのメニューもあるため、中国語が分からなくても大丈夫。お店の女主人も少しだけですが日本語が話せます。これは嬉しいポイントですね。

お店も澎湖のメインストリート「中正路」のすぐ脇にあるので市内中心部にご宿泊の方なら徒歩で行けます。

ちなみに台湾ビールの最高峰「18天」という賞味期限が18日間しかない新鮮なビールも取り扱っています。日本語で「生ビール」と注文するとこれが出てきます。日本で一般的なビールサーバーから出る生ビールではないのでご注意を。

個人的にオススメの料理は、紫菜冬粉(zǐ cài dōng fĕn|ズーツァイ ドンフェン|岩海苔春雨)。

澎湖は野生の岩海苔の産地としても有名で、非常に高価なため「黒いダイヤモンド」と呼ばれているほどです。そんな岩海苔を贅沢に使った春雨で、澎湖の海鮮レストランでは定番の料理です。

それから海鮮料理ではないのですが、ここの涼麺(liáng miàn|リャンミエン|胡麻ソースの冷やし中華)が美味しいんですよ。

ダイチ
少人数のお客さんにはとりあえずこのお店を紹介してるよ。ルルはどう思う?
ルル
私はあんまり食べたことがないから分からないけど、やっぱり紫菜冬粉と涼麺が好きだな〜。
タプリ
(中正路のすぐ脇にあるからアクセスもしやすいよ!)

住所:880澎湖縣馬公市光明路53號
場所:中正路から徒歩圏内
営業時間:午前11時から午後2時・午後5時から午後8時30分まで
電話番号:06 927 6593
人数:2人でも大丈夫!

澎湖の創作料理レストラン「傻愛荘」

初めての澎湖(ポンフー)なら、おすすめレストランはココだ!

はっきり言って海鮮料理だったら澎湖の大抵のレストランで食べることができますし、台湾本島にも有名なレストランがたくさんあります。

が、澎湖の料理が食べられるのは澎湖だけ。ということで、澎湖ならではの料理が食べたいという方にオススメしているのが「傻愛荘(shǎ ài zhuāng|サーアイゾアン)」。

伝統的な澎湖料理とベースに創作料理を提供しており、味付けも日本人の口にとても合います。

お店も日本時代に建てられ、かつては政府の高官などが暮らしていたという築およそ100年の由緒正しい古民家なので、内装にもぜひ注目したいですね。座敷の席もあるので、なんとなく懐かしい雰囲気もかもしだしていますよ。

オススメしたいの料理は様々ですが、何点か選ばなければならないのだとしたら、干しカリフラワー、キャベツのピーナッツ炒め、カキフライ、将軍卵、揚げ豆腐…でしょうか。どの料理を頼んでもまず間違いありません。

それから、飲み物はぜひフレッシュジュースを注文してください! その辺のドリンクスタンドでよく売られている水をたっぷり混ぜて薄めたジュースではなく、正真正銘の濃〜いフレッシュジュースが出てきます。

1杯でも頼めるのですが、皆で飲めるボトルを頼むのがオススメです。座席に運ばれてきたときは「デカッ!」と思うでしょうが、気づいたらなくなってること間違いなしです。

あ、それとお食事の紹介中ですが、このお店に来たらぜひ一番奥にあるお手洗いにも行ってください。ちょっと面白い作りになっています。

なお、こちらのお店は中正路から若干離れているものの、市内中心部のホテルからは徒歩圏内です。

ダイチ
このお店は本当にどのお客さんを連れて行っても満足してもらってるよ。某財閥の元会長からスポーツマンまで美味しいって言ってくれてる。
ルル
それにここは創作料理だからいつもサプライズがある! メニューの名前からは味を想像できないから台湾人が行っても楽しめるよ。
タプリ
(台湾にしては味付けが濃い目だから日本人好みになってるんだよ!)

名称:傻愛荘(shǎ ài zhuāng|サーアイゾアン)
住所:澎湖縣馬公市新生路14號
場所:市内中心部のホテルから徒歩圏内
営業時間:午前11時から午後3時・午後5時から午後10時まで
電話番号:06 926 3693
人数:3人から4人以上で!

澎湖の郷土料理が味わえるレストラン「花菜干」

初めての澎湖(ポンフー)なら、おすすめレストランはココだ!

「花菜干(huā cài gàn|ホワーツァイガン)」とは、干しカリフラワーのこと。日本ではカリフラワーを干して食べるということはあまりないと思いますが、澎湖では澎湖を代表する食材です。

というのも、澎湖は離島なので食材が非常に貴重です。そこでたくさん収穫できる時期に収穫し、天日干しにして長期間保存できるようにする習慣があったのです。

ですから、澎湖の郷土料理といえばとにかく「干し○○」を使ったものばかりです。干しカリフラワーに始まり、干しイモ、干しキャベツ、干し魚、干しイカ、干しタコなどなど。もう澎湖で干さない食材はないのではないかというほどバラエティ豊かです。

ご存知の通り、干したものは味や栄養が凝縮されるのでとても風味豊かな料理を作ることが出来ます。

こちらのお店も古民家を改装したものになっており、レトロな室内で澎湖の郷土料理を食べているとまるで昔の澎湖にタイムスリップしたかのような気分になるかもしれません。

ただ残念なのは、市内中心部から少し離れていること。車で10分位の距離ですので、移動手段のない方はタクシーを利用されると良いでしょう。

ダイチ
澎湖に来て一番最初にできた友達と食べたレストランがここだったな〜。澎湖の郷土料理を食べるならうってつけのお店だよね。
ルル
このお店は味がしっかりしてるから、台湾人にとっては塩辛いけど、日本人にとってはちょうどいい味付けだろうね〜。ここの豚とタコの角煮は特にオススメ!
タプリ
(お店に飾られている昔々のオモチャやインテリアも雰囲気があっていいよね!)

名称:花菜干(huā cài gàn|ホワーツァイガン)人文懷舊餐館
住所:澎湖縣馬公市新店路4之2號
場所:市内中心部のホテルから車で10分
営業時間:午前11時から午後2時・午後5時から午後9時まで
電話番号:06 921 3695
人数:3人から4人以上で!

地元メシが食べたいという方のための「馬路益」

初めての澎湖(ポンフー)なら、おすすめレストランはココだ!

澎湖のソウルフードといえば、焼肉飯(shāo ròu fàn|サオローファン|焼き肉飯)。なぜか、焼き肉飯がやたら美味しいお弁当屋さんが多いのです。その中でも初めて澎湖に来たお客様にご紹介しているのが「馬路益(mǎ lù yì|マールーイー)焼肉飯」。

こちらの焼き肉飯は目玉焼き付きなのが特徴。はっきり言ってガッツリ系です。

他にも甲乙つけがたいお店はたくさんあるのですが、このお店は普通に美味しいし、中正路にあってアクセスしやすいし、席数も多くて比較的入りやすいので無難です。

昼も夜も営業していますし、夜は22時までと比較的遅い時間まで営業しているので市内に帰るのが遅くなったときでも安心です。

ダイチ
焼き肉飯って台北にもあるの?
ルル
台北にはあんまりないね、台湾の南側によくある料理だよ。甘辛い味だから私とか台北の人はそこまで好きじゃないけど、日本料理の味付けと似ているよね。
ダイチ
うん、澎湖の料理は甘辛い味が多いから日本人好みだと思う。個人的には台北のものより好み。
ルル
ええ〜、たまにチョー甘いのがあって、それは私はちょっと…って感じ。
ダイチ
まあ確かに日本料理もクックパッドとかでレシピ見ると砂糖ガンガン入れてるよね。
ルル
入れすぎでしょう!
タプリ
(大丈夫、このお店は日本人好みの甘辛い味付けだよ!)

名称:馬路益(mǎ lù yì|マールーイー)焼肉飯
住所:澎湖縣馬公市中正路7巷5號
場所:市内中心部のホテルから徒歩圏内
営業時間:午前11時から午後2時・午後4時30分から午後10時まで
電話番号:06 926 2996
人数:1人でも大丈夫!

で、結局何を頼めばいいの?

澎湖の名物は、夏:イカ、タコ、ウニ、キビナゴ、クルマエビ、冬:サワラ、岩海苔、青のり、通年:カツオ、、アサリなどの海鮮、落花生(夏)、ヘチマ(夏)、キャベツ(冬)、カリフラワー(冬)、カボチャ、オクラ(夏)、シュンギク(冬)などの野菜、それからスイカ(夏)、ドラゴンフルーツ(夏)、桑の実(夏)などのフルーツです。

基本的にこれらの名前が付いた料理を注文すれば、季節にもよりますが新鮮な食材を使った料理を味わえます。

その店、もう全部行きました! という方へ

それは素晴らしいですね! 次回は上級者向けのレストランをご紹介しますので、楽しみにしていてください!

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