澎湖限定ビール「澎湖國啤酒」を味わおう!

日本でもここ数年人気が出てきたクラフトビール。小さなビール工房が様々なテイストのビールを生み出しており、今では定番の旅行土産といっても過言ではないでしょう。

実は、今まさに台湾はクラフトビールブームの真っ最中! 数え切れないほどのクラフトビールが生産され、ビール好きを楽しませてくれています。

個人的にお勧めしたいのは、台北の東門にあるクラフトビールバー「掌門」。このクラフトビールバーでは、常時40種類ほどのクラフトビールを取り揃えており、いつ行っても新しい味に出会うことができるんですよ。

東門には、外国人観光客向けのお土産屋さんや、レストランがたくさんあります。特に、鼎泰豊の小籠包食べに行く方も多いのではないでしょうか?

それでは、澎湖のクラフトビールは?

さてさて、現在ではたくさんのクラフトビールを味わえるようになった台湾ですが、そうなるとついつい探してみたくなるのがご当地ビールですよね。

それでは、ここ澎湖にもクラフトビールがあるのかと気になってしまうのも当然ではないでしょうか?

はい、澎湖にもクラフトビール、有ります!

ということで今回は、2017年8月に誕生した澎湖でしかゲットできないクラフトビール「澎湖國啤酒」をご紹介しますね。

澎湖限定ビール「澎湖國啤酒」を味わおう!

こちらが、澎湖限定のクラフトビール「澎湖國啤酒」です。澎湖のシンボルでもあるウミガメをあしらったかわいいラベルが目印です。

ちなみに「啤酒」は中国語でビールのことで、「ピイジョオ」と発音します。澎湖のビールだから「澎湖國啤酒」と言う名前なのですが、だったらなぜ「澎湖啤酒」ではなく「澎湖國啤酒」なんでしょうか?

澎湖國なんて国はもちろん有りませんが、これは澎湖と台湾は別の国!という感覚を澎湖の人が持ってるからなんですね。

これをよく感じられるのが、澎湖の人が台北や高雄など台湾本土に出かける時に「台湾に行ってくる」と表現する時。初めて聞いた時は「え、ここも台湾でしょ?」と違和感を感じたものですが、澎湖の人にとっては、台湾は台湾、澎湖は澎湖と別の国? のように思っているんですね。

そんな澎湖國啤酒のお味は?

気になる澎湖國啤酒の味は、フルーティーでとても飲みやすいです! アルコール分もさほど感じず、苦味も少ないのでビールが苦手な方でも飲みやすいのではないかなと思いますよ。逆にヘビーな味が好きな方には物足りないと思うかもしれません。 容量は330cc、アルコール分は5.5%です。

澎湖限定ビール「澎湖國啤酒」を味わおう!

なお、こちらのビールは実は澎湖ではなく台湾の宜蘭のクラフトビール工房「吉姆老爹啤酒工廠 (JIM & DADS)」で製造されたものです。 残念ながら澎湖では法律的な問題でクラフトビールを作ることができないため、宜蘭の工場に委託して製造しているんです。許してください!

ちょっと古い情報になってしまいますが、2017年8月の時点で澎湖國啤酒を購入できる店舗は以下の通りです。

  • Addict Food Truck 癮餐車
  • Art Studio 風向空間
  • DreamSailing夢想航海帆船娛樂
  • FishMarket 漁市場- Peng Hu 澎湖
  • Pick Toast 皮克吐司
  • SWAVE bar
  • 玖.午貳沏咖啡
  • 吹吹風精品咖啡館 Shooting the Breeze
  • 吹吹風精品咖啡館
  • 碼頭餐酒店
  • 咖啡三輪車Alpha Mike
  • 浪花串燒
  • 草根果子 Grassroots & Fruit
  • 澎湖楊媽媽韭菜盒
  • 藍21咖啡輕食
  • 澎湖捌貳趣背包客旅行記憶Penghu 82G
  • Backpacker Inn.
  • 澎湖民宿 山水貝殼沙民宿
  • 路旅店 Pathway INN
  • 澎湖民宿 愛的3次方渡假別墅
  • 花羨花宅51
  • 鶵鳥藝文空間

ただし、澎湖國啤酒は数量が限られているため、欲しい時に手に入らないことも。もし見かけたらぜひ飲んでみてくださいね。

そうそう、澎湖國啤酒は瓶の中で発酵がまだ続いている状態で販売されているので美味しい泡が立ちます。瓶のままではなく、ぜひグラスに注いで飲んでくださいね。それから、飲酒運転は禁止です!

なお、下記の詳細情報では本記事を執筆するにあたって澎湖國啤酒の撮影にご協力いただいた店舗「草根果子」をご紹介しています。その他の店舗については、グーグルマップ等でお調べくださいませ?‍♂️