台湾でビーチリゾートを楽しみたい?なら山水ビーチがオススメですよ!
台湾といえば、夜市に千と千尋の神隠しのモデルになったと言われる九份!
が有名ですが、台湾には日本の沖縄のような離島県もあります。
それが、澎湖(ポンフー)です。
そんな澎湖は、日本人にはあまり知られていませんが、台湾人にとってはリゾートアイランドとして定番の観光地です。
人口10万人の澎湖に毎年100万人をこえる観光客が訪れる…と聞けば、いかに人気があるのか想像がつくのではないでしょうか。
そして島といえば、やっぱりビーチですよね!
澎湖にももちろんビーチがたくさん存在していますが、今回はそのなかでも特にメジャーな「山水ビーチ」をご紹介します。
朝から晩まで楽しめるなんでもある山水ビーチ
山水ビーチには黄金の砂浜がひろがっており、周辺には多くの民宿がひしめきあっています。
市内からも車で30分ほどとアクセスがよいうえに、マリンアクティビティができるショップがあったり、屋台があったり、いい感じのバーまであったりと、遊びにも食事にも困ることなく朝から晩まで一日中のんびり過ごせます。
なお、台湾人には海水浴の習慣はあまりないのと、日中は暑すぎることから、ビーチが人でにぎわうのは昼過ぎから夕方くらいです。
午前中は人が少ないので、静かなビーチを楽しみたいかたは午前中に行くのが良いですよ。
無料で使える施設のおかげで快適に過ごせます
山水ビーチには、無料で使えるお手洗いと更衣室、コインシャワーもあるので大変快適です。ビーチの目の前にある足洗い場は無料でも使えますよ。
ちなみに、お手洗いはビーチのすぐそばにあるところより、少しだけ歩いた先にあるお寺に入る手前にあるお手洗いの方が新しくて清潔です。
ビーチだけでなく、高台からの景色やバードウォッチングまで
また、海に向かって右側には湿地帯と高台があります。ビーチをずっと歩くと小さな森のなかに入ります。ここにはいくつかの湿地帯があり、朝と夕方にはおおくの渡り鳥がやってきます。
さらに奥へと進んでいくと、ビーチを横目にしながら高台へと続く遊歩道があり、数分の坂道を登ると、美しい山水ビーチを見下ろす高台へと到着します。ここからの景色はまさに絶景そのものです。
山水ビーチを満喫するための注意事項
陽射しをよけられる場所がほとんどないっ…!
ビーチで寝転がってもいいですし、海水浴をしても良いですが、注意したいのは日差しを避けられる場所がほとんどないということ。
道路とビーチをへだてている堤防には屋根付きの休憩スペースがありますが、それ以外はずっと太陽の光に照らされ続けます。
そのため、長く滞在したいという場合はテントやパラソルを持っていくか、業者が有料で提供しているものを利用するのがおすすめです。
急に水深が深くなっているうえに、ライフセーバーもいないっ…!
これは特に最初の台風が来たあとに注意してほしいのですが、山水ビーチは遠浅ではありません。数メートル沖に行くと急に深くなっています。
さっきまで足が届くくらいの深さだったのに、急に届かなくなってパニックという可能性もありますので、お子さまや、海水浴に不慣れなかたは十分注意して楽しみましょう。
また、澎湖(ポンフー)のビーチには日本の海水浴場のようなライフセーバーはいません。基本自己責任なので気をつけてくださいね。
サーフィンはほぼできないっ…!
それと、サーフィンができると書いてある記事をたまに見かけますが、山水ビーチでサーフィンができるのは年に数回、台風が近づいた時だけです。
ふだんはほとんど波がないか、あっても波乗りができるほどの高さではありません。むしろシーカヤックが人気なほどおだやかな海です。
なので、サーフィン目当てでいくのはおすすめできません。
でも、年に一度くらいはすごくいい波がくるので、澎湖のサーファーは毎年その日を心待ちにしています。もちろん、それくらいになると海水浴は危ないので気をつけましょう。
運よく波があってサーフィン経験がある場合は、ビーチのすぐ近くか、ちょっと路地に入ったところでボードをレンタルできます。
交通が不便すぎるっ…!
そのほか、澎湖(ポンフー)はバスなどの公共交通機関が不便なため、山水ビーチに行くにはタクシーまたは免許証がない外国人でも運転できる電動バイクの利用が前提となります。
周辺には海を臨める民宿もありますが、ずっと山水ビーチで過ごす場合以外は正直おすすめできないので、いろいろな場所の観光をしたいかたは市内の民宿を利用しましょう。
台湾グルメも楽しんで
ここからは、山水ビーチでおすすめのグルメを紹介します!
炭火焼きソーセージ
山水ビーチに来たらぜひ食べてほしいのが、小さな屋台のソーセージです。
屋台では定番のソーセージなのですが、これって結構火加減が難しいようで、パサパサのものもおおいんですよね。
でも、この屋台のソーセージはジューシーというほどではありませんが、食感も味もいい感じなので、山水に来たら必ず食べています。
ただ、台湾のソーセージは甘口で若干漢方も入っているので好き嫌いが分かれるようです。とはいえ、小ぶりなのでおやつに試すにはちょうどいいと思います。
営業時間は、午後2時から売り切れるまで。早い時は午後6時くらいにはもうなくなっているので食べられたらラッキーです。
ソーセージのほか、炭火焼肉とおでんも美味しいです。この屋台はなんでも美味しいです。
仙草かき氷
もう1つは、仙草かき氷。仙草というのは、ぼくもよくわかっていないのですが、なんか黒い漢方です。見た目はちょっと海苔みたいな感じです。
別に澎湖(ポンフー)は仙草の産地でもなんでもないのですが、何件か有名なお店があるので定番のグルメになっています。一番有名なのは、市内にある「玉冠」というお店なのですが、ぼくたちは山水の仙草かき氷のほうが好みです。
やっぱりかき氷って、暑いなかビーチで食べると美味しいじゃないですか。日本の海の家の定番もかき氷ですよね。でも仙草かき氷は日本では食べられrないので、ぜひお試しください。ちなみに量は結構多いので、2〜4人くらいで食べるとちょうど良いと思います。
ご紹介したもの以外にも、海鮮レストランや牛肉麺のお店もあります。また、海に向かって左側の道を進むと屋台コーナーがあります。ここには昼間から営業している屋台バーもありますし、軽食からしっかりした食べ物まで色々選べます。味のほどは分かりませんが、便利なことに間違いはありません。
なお、山水ビーチの唯一の欠点は、近くにコンビニがないことですが、まあ大したことではないでしょう。