タピオカの次はコレが来る?サクサクでふわふわモチモチの「地瓜球」
地瓜球を知っていますか?
台湾の屋台で食べられるローカルフードなのですが、最近日本で話題の台湾カステラ(雞蛋糕)ほどはメジャーではないので、見たことがない方も多いかもしれません。
名前のとおり、地瓜つまりサツマイモを丸めた、ほんのりあまい揚げ菓子です。
外はサクサク、中はふわふわモチモチな食感は、地瓜球以外ではなかなか味わえません。
ひと口サイズなので食べ歩きにもピッタリで、お値段もおてごろ。おなかに溜まるほどではないので、見かけるとついつい買ってしまいます。
地瓜球のまんなかは空洞になっており、それが独特の食感の秘密なのですが、材料はペーストにしたサツマイモと片栗粉とシンプル。
それをビー玉ほどの大きさに丸めて油で揚げるだけなのですが、揚げるときにコツが必要です。
地瓜球の元を鍋になんどもなんどもおしつけると、みるみるサイズが大きくなっていきます。
原理はよくわからないのですが、これを繰り返すことピンポン玉ほどの大きさにまでふくらみます。
屋台ならこの様子を見ることもできます。見かけたらぜひ見学してはいかがでしょうか。
地瓜球はやっぱり揚げたてが最高においしいですね。冷めてしまうとせっかくの食感がなくなるので、買ったらすぐに食べてしまいましょう。
なので、いちどに揚げてほったらかしにしているお店の地瓜球はあんまり美味しくないことも。
お店を選ぶさいには、できるだけひんぱんに揚げているお店を選ぶとよいでしょう。
澎湖(ポンフー)で食べるなら、おすすめは中正路近くにある「57号地瓜球」です。
ちなみに57号というのは、サツマイモの品種です。
このお店には3つの味があり、黄色、紫、赤とあり、赤いのは梅の味が混ざっています。
はじめての方は、まずは3つとも食べられる「総合」がおススメですよ。1袋50元で、だいたい30個くらい入っています。
お値段もお腹にもおてごろなので、見かけたらぜひ食べてみてください。