牡蠣も野菜もたっぷり!鴨肉大王の蚵仔煎
台湾といえばグルメ、そんな台湾のグルメの中でも特に日本にはない食感と味があり、台湾に来た人の多くが「アレが特に美味しかった!」と言うのが「蚵仔煎(オーアージエン)」です。
オーアージエンは台湾語なので中国語(北京語)の発音とは違うのですが、こう呼ばれていることが多いです。
さて、この蚵仔煎がどんな料理なのかと言うと、日本風に言うと『牡蠣のオムレツ』みたいな感じです。
要するに、牡蠣と野菜を卵でとじた鉄板料理なのですが、記事に片栗粉をたくさん使っているのでとってもモチモチしているのが特徴です。
それから、台湾は牡蠣の養殖が盛んなので親指サイズの小ぶりなものではありますが、日本人にとっては高級品である牡蠣が大量に入っているのも嬉しいポイントです。
澎湖(ポンフー)は離島だと言うことや、昔からずっと台湾に住んでいる人が多いので台北とは違った味のお店が多いのですが、今回ご紹介する「鴨肉大王(yāròu dàwáng|ヤーロウダーワン)」の蚵仔煎は一般的な蚵仔煎で美味しかったです。
お値段は少し高めの70元なのですが、野菜もふんだんに入っていて結構お腹が膨れました。
ちなみにこの「鴨肉大王」はその名の通り蚵仔煎だけでなく鴨肉料理が看板メニュー。
お店の中はかなり広く、忙しい時期には相当混み合うと思います。
店頭には半分にぶった切られた鴨肉が並んでおり、ルーウェイというおでん風の煮込み料理の具もお客さんが自分で選べるようになっています。
ちなみにこういうスタイルは台湾では一般的。自分で食べるものを選ぶ楽しさがありますよね。
その他に、最近日本でも人気が出ている台湾の庶民的な丼物「魯肉飯(lŭròufàn|ルーローファン)」と、「燙青菜(tàngqīngcài|タンチンツァイ)」「燙米血(tàngmǐxuè|タンミーシュエ)」もいただきました。
魯肉飯は、豚の角煮風そぼろご飯で、燙青菜は炒め野菜、燙米血は米と豚の血を固めた料理です。
豚の血だと思って食べると気持ち悪いかもしれませんが、味は普通に美味しいですよ。ぜひトライしてほしい料理です。