澎湖(ポンフー)のランドマーク西瀛虹橋

虹色に輝く西瀛虹橋は澎湖(ポンフー)の新しいランドマーク

澎湖(ポンフー)の人々の憩いの場となっている「観音亭」にある長さ200メートルの西瀛虹橋(Xīyíng hóngqiáo|シーインホンチャオ)は、2004年に完成した澎湖の新しいランドマークです。

橋をわたると隣の島に行けたり、海の向かい側に行けるという交通手段としてではなく、純粋に澎湖の仏教の中心地である観音亭のある観音亭園区のシンボルとして作られたという珍しい経緯があります。

2004年10月2日の点灯式は当時の台湾副総統呂秀蓮やフィジー、南アフリカ、ドミニカ、インドネシアなどの大使も参列し盛大に行われました。

夜になると七色の光が灯されることと、観音亭があるあたりが「西瀛」と呼ばれていたことから「西瀛虹橋」と名付けられました。

また、夕日を鑑賞するにも最適な場所なので、夕暮れに訪れて夕日が水平線に沈むのを鑑賞し、だんだんと虹色に輝いてくる様子を見るのがオススメです。

橋の最高部は15メートルあり、頂上に登ると澎湖本島をぐるりを360度見ることができます。もしかしたら澎湖で一番見晴らしがいい場所かもしれません。

毎年夏が訪れる前に開催される澎湖海上花火大会はこの西瀛虹橋を背景に花火が打ち上げられます。

また、周辺には夜でも明るい公園、テニスコート、バスケットボールコート、スケートリンクなども整備されている他、昼間には西瀛虹橋のかかっている湾内で海水浴やウィンドサーフィンなどを楽しむことができます。