澎湖(ポンフー)とCostco

澎湖(ポンフー)とCostco

ルルさんが3キロもあるでっかいショートリブの塊を買ってきてくれました。Costcoのやつです。デカい。

当然、2人ですぐに食べきれる量ではありませんので、いい感じの厚さに切って冷凍する必要があります。

こんなにデカい肉を切るのは初めて…、じゃないですね。学生時代のバイト以来です。

肉を切る前には包丁の刃をよく研いでおかねばなりません。かといって研いですぐ肉を切ると肉が金臭くなるので気をつけましょう。

包丁はたまに研ぎ石で研いでいます。仕込んでくれたのはこれまが学生時代のバイト先のシェフ?です。

飲食の仕事は普段の生活でも活かせることを学べるので学生さんにオススメです。キッチンだったらいろんなレシピも手に入りますし。

なんとなく厚さ1cmくらいに切ったら18枚のステーキ肉になりました。1枚150〜200gになったのでちょうどいいですね。

さて、ここからが本題です。

Costco自体は台湾にもあります。が、澎湖(ポンフー)にはありません。ではどうやって手に入れたのか?

澎湖には「代購」という代理購入の文化が根付いています。

台湾でしか買えないものを代わりに買ってきて手数料をもらうというシンプルなビジネスですね。

なので、こうした代購を利用すれば自分が台湾に行かなくても台湾でしか買えないものを買えるというわけです。

離島では物が手に入りにくい分こうしたビジネスが生まれ、これらを利用すれば割と不便なく暮らすことができます。

やっていることは昨今問題視されることの多い転売と似ているかもしれませんが、買い占めといったことをするわけではないので平和なものです。

ちなみにこうした商売の宣伝は主に地元のFacebookページで行われています。なんでもビジネスにしてしまう台湾人の根性は日本人も見習いたいものですね。

日本だと大手の通販業者がこうした小規模事業者を淘汰してしまうのでなかなか難しいかもしれませんが…。

一方で台湾には頑張っている小さなお店がたくさんあるので、やっぱり活気付いているなあと思います。

ま、1年もしないで潰れるお店もたくさんあるんですけどね。

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