澎湖(ポンフー)ライトフェスティバル2020

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」

澎湖(ポンフー)では、2020年9月12日から11月14日までの間、「澎湖國際海灣燈光節」が開催されます。日本語で表現すれば「澎湖ライトフェスティバル」ですね。

ライトフェスティバルは昨年2019年に初開催され、好評を博したことから今年2020年も開催されることとなりました。

今年の会場は、毎年花火大会が開催される「観音亭海浜公園」のすぐ隣にある「金亀頭文化園区」です。

毎晩18:30から21:30の間、巨大なランタンやイルミネーションで制作された30種類近いアート作品を鑑賞することができます。

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
入り口は「観音亭」側と「順承門」側の2カ所。これは観音亭側の写真で、順承門側より派手!

ゆっくり見ていたら2時間くらいかかる見どころたっぷりのライトフェスティバル

金亀頭文化園区は、今年新たに整備された広いエリアです。入り口から出口まで普通に歩くだけでも30分くらいかかる広さがあるので、写真を撮ったり、順番待ちしていたら2時間もかかってしまいました。

ライトが点灯している時間は18:30からですが、9月は19時以降でないと暗くなりません。じっくりと写真撮影を楽しみたい方は太陽の光が無くなる前くらいに行って早めに準備した方が良いでしょう。

ここでは、澎湖(ポンフー)ライトフェスティバルの作品の一部を紹介します!

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
No.15:海洋星點光廊は、中から撮影するととっても綺麗に写ります!
夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
No.25:海底世界は、まるで海底の中にいるような雰囲気。
夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
No.24:忘憂花園は、内側に魚が泳いでいました!
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No.21:海灣派對は、何やら仕掛けがあるようなのですが…、ちょっと分かりませんでした?
夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
No.12:泡泡魚的旅行は街路樹にぶら下がっていました。カワイイ。

派手派手なものから、可愛らしいものまで様々な作品があって見飽きませんよ。どれも澎湖にちなんだ作品になっているのも、他のライトフェスティバルと比べて特別なところだとも言えそうです。

自分も作品の一部になれる仕掛けが面白い!

作品の多くが体験型になっているのも澎湖(ポンフー)ライトフェスティバルの特徴です。

例えばこちらの作品、一見すると地味な作品ですが…

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」

こうすれば天使になれる!

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」

トナカイにもなれる!

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トナカイやウサギの帽子をうまい具合にかぶせるにはちょっとコツがいりました。ポイントは、帽子をかぶる人がカメラ側に近くことです。

他にも、こんなのとか…

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」

タコの足元にある太鼓を叩くと光る仕組みの作品や…

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」

お子様に大人気の滑り台付きの作品なんて物もありました!

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」

ちなみに、この作品の中身はこんなんでした。綺麗!

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」

こんな感じで自分も作品の一部になれたり、写真映えする作品がたくさん。ぜひたくさん写真を撮ってSNSでシェアしてください!

時間によってパフォーマンスが行われる作品も見逃せない

30近くある作品のうち「No.20:咕基號!啟航」、「No.22:菊島奇幻探險」「No.1:海島之歌」「No.4:蓬勃之海」の4つの展示では、次のタイムテーブルの時間にパフォーマンスが行われます。

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
日によっては見られないものもあるので、滞在中は毎日行くといいかも。

なかでも一番の見どころは、今回の澎湖(ポンフー)ライトフェスティバルの主役とも言える人魚(No.1:海島之歌)と噴水(No.4:蓬勃之海)によるウォーターショーです。

こちらのパフォーマンスは、毎日19:30に行われる他、火曜日と木曜日は20:30と21:15、土曜日は21:15にも追加で行われます。

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」

観音亭側の入り口から進んだところにある中正堂(No.20:咕基號!啟航)では、プロジェクションマッピングを楽しめます。ここで登場する船や生き物は実際のライトフェスティバルでも見られますよ!

こちらは、火木土の18:30、19:05、19:35、20:05、20:35、21:05の6回行われます。週3回だけなのでご注意を。

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
プロジェクションマッピングが行われない時も、シュノーケルとマスクをつけた巨大な人は光っている。

その他、14回にわたり台湾のアーティストや地元のグループによるパフォーマンスがステージで披露されます。

夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
日本人には馴染みのない方ばかりだけど、台湾では有名なアーティストも来島するみたい。
夜の澎湖(ポンフー)が鮮やかに!「ライトフェスティバル2020」
初日のステージに登場したのは、台湾人なら知らない人のいないアーティスト「伍佰」!

初日のステージに登場したのは、台湾人、いや中華系の人なら誰もが知っているというアーティスト「伍佰(ウーバイ)」でした。伍佰は、台湾語によるロックミュージックを広めたという台湾の音楽史に残る功績を持っています。

実は澎湖(ポンフー)に来る前に足を怪我するというアクシデントに見舞われ、澎湖でのコンサートが中止になるかと危ぶまれましたが、当日はなんと車椅子姿で登場。

座りっぱなしにも関わらずライブは大盛り上がりで、さすが「King of Live」と呼ばれているだけあると感じました。

ちなみにこの日ライブに駆けつけたのは、なんと1万6千人。澎湖の実際の人口(戸籍上は10万人ですが、台湾には住民票がないので実際に住んでいる人数を把握することができません)は5万人と言われているので、街から人が消えた疑惑さえある盛り上がりようでした?

きっと後世まで、車椅子でパフォーマンスし、澎湖の街から人を消した伝説のライブとして語り継がれるでしょう…。

秋も澎湖(ポンフー)を楽しんで

澎湖(ポンフー)は、台湾の夏休みが終わった後の9月〜4月までの間はすっかり観光客が減ってしまいます。

10月からは北東からの季節風が吹き始めることもあり、多くのマリンアクティビティが休業しますが、その分静かな雰囲気を楽しめるのがメリットです。

何しろ、ハイシーズンの観光客の数は…本当に多いです! もちろん、気候的に良い時期だからなのですが、大自然を静かに楽しみたい方や、人が写り込まないように写真や動画を撮りたい方の場合は、冬の方がベストシーズンかもしれません。

まあ、晴天が少ないのが欠点ですが…。

とは言え、今年は11月14日まではこのようなライトフェスティバルもあります。観光客も減って落ち着いてきました。

台湾にお住まいの方で、まだ澎湖に来られたことのない方は今がチャンスですよ?