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澎湖(ポンフー)の言語

澎湖(ポンフー)の言語

澎湖(ポンフー)は台湾にある地域なので、共通語は中国語(北京語)です。また、台湾語も一般的に話されています。その他、日本語やベトナム語およびインドネシア語も一部で使われています。と言ってもこれらの言語5つが使われているのは大げさな表現で、実際に使われているのは中国語と台湾語の2種類です。中国語は台湾で一般的に話されている北京語で、台湾語は澎湖なまりのものが使われています。

今回は澎湖の奥深さを言語という側面からご紹介するために、澎湖で用いられている5種類の言語についてご紹介したいと思います。

公用語は中国語だけど澎湖人が日常的に使うのは台湾語

中国語の次に話されるのが台湾語です。台湾語は中国の福建省に由来する言葉で、日本時代よりも前から台湾人が使ってきた言葉ですが、日本時代から1980年代までは学校や公共の場での使用が禁止または制限されていました。台湾では、中国語が「国語(グオユイ)」と呼ばれるのに対し、台湾語は「台語(タイユイ)」と呼ばれます。

台湾は南に行けば行くほど、または田舎に行けば行くほど台湾語話者が増えるため、澎湖(ポンフー)では台湾語話者同士は台湾語でしゃべるのが普通です。特に市場ではほとんどの会話が台湾語で行われますが、台湾語話者のほとんどが中国語も話します。なお、台湾語には文字がないため話し言葉でしか使われません。また、漢字は中国語と同じものを使っていますが読みは台湾語になります。余談ですが、台湾語の漢字の読みは日本語の読みとよく似ているんですよ。

澎湖の台湾語には強いなまりがあるため、同じ台湾語でも他の地域の台湾人には理解できないことがあります。純粋な澎湖人(台湾では◯◯県民や◯◯市民のことを◯◯人と表現する)のほとんどは年齢を関係なく日常的に台湾語を用いますが、中国語も公用語として話していますので、旅行者は中国語の準備だけをしておけば十分です。

お年寄りのなかには日本語が得意な方も

80歳以上の年配の方は、台湾が日本時代だった時に日本語教育を受けているので、日本語を話せる方もいらっしゃいます。当時の日本は、台湾を植民地化するにあたりもっとも大切なことは国語教育(日本語教育)だと考えていました。そのため、台湾の山奥ではもちろんのこと、澎湖(ポンフー)のような離島でも日本語教育が徹底されました。

とはいえ、日本時代が終わってからもう70年以上が経過するため、日本語を忘れてしまった方も少なくありません。また、自分の日本語が古い日本語であるとか、正しくしゃべれないから言って恥ずかしがって話さない方もいらっしゃいます。ご年配の方を見かけてもむやみに日本語で話しかけるのはマナー違反な場合もありますので気をつけましょう。

もちろん、日本語で話しかけられて喜ぶ方もいらっしゃいますので、そういった方と出会ったらぜひ日本語で澎湖や台湾の昔話を聞いてみましょう。個人的には女性よりも男性の方が日本語話者が多いと感じています。これは当時の就労と教育の男女格差によるものが原因なのでしょう。

東南アジアから来てがんばる出稼ぎ労働者も

最後に、澎湖(ポンフー)ではベトナム語やインドネシア語を耳にしたり目にしたりする機会もあります。これは澎湖に出稼ぎにきたりお嫁さんに来ているベトナム人やインドネシア人が多いからです。一般的には、ベトナム人とインドネシア人の男性は漁業に携わり、ベトナム人女性は台湾人に嫁ぎ、インドネシア人女性は介護の仕事をしていることが多いようです。

台湾は多民族国家なんです!

澎湖(ポンフー)ではこのように様々な言葉が使われています。注目すべきなのは、一般的な澎湖人のほとんどが中国語と台湾語の両方を完璧に話せることでしょう。台湾のその他の地域でも同じ環境の家庭も多く、そうした家庭では生まれながらにして家では台湾語、外では中国語というバイリンガル教育を自然に受けています。さらに、台湾語には6つ、中国語には4つの声調があります。

台湾人の若者は英語が流暢に話せる方(トリリンガル)が多いのですが、それにはこうした環境が影響しているのは間違いないでしょう。原住民の場合はこれに加えて原住民語がプラスされるので、台湾はまさに多民族国家と言えますね。

澎湖(ポンフー)の観光地では、どれくらい日本語が通じるのか?

台湾の観光地では日本語が片言だけでも話せる方が多いのですが、これはその観光地に日本人旅行者が多いからなんですね。澎湖(ポンフー)の場合は、日本からの旅行者が少ないため、基本的には日本語はほとんど通じません。英語も台湾と比べると苦手な方が多いので、中国語が話せない方は現地の方々とのコミュニケーションは難しいと考えた方が無難でしょう。

澎湖(ポンフー)旅行の際は、紙とペンで筆談をするのがベスト

しかし、台湾で使われている漢字と日本で使われている漢字はほとんど同じです。中国語も声調の関係でマスターするには相当の時間がかかりますので、付け焼き刃の中国語を使うよりは漢字で筆談をした方が意味が通じます。または、オフラインでも使えるスマホの翻訳アプリを活用するのも良いでしょう。ただし、スマホでは画面が小さすぎて見辛いので、原始的に紙とペン、または持ち歩けるホワイトボードを用意するのがベストです。

ということで、澎湖(ポンフー)には様々な言語を使う方がいますが、共通語は日本語とほぼ同じ漢字を使っている中国語です。そこで、澎湖をご旅行の際は、ぜひ紙とペンまたは持ち歩けるホワイトボードをお忘れなく! もし忘れてしまったら、馬公市の中心部にある日本人にもお馴染みの100円ショップ「ダイソー」(台湾では49元ショップ=約200円)で買えますのでご安心を。

ラブポンフーでは、澎湖観光のガイドのほか、ホテルや離島ツアーの予約代行などさまざまなサービスを澎湖在住の日本人と台湾人が行っています。言語面でご心配な方はぜひラブポンフーのサービスをご利用ください。

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