海外の田舎暮らしで車がパンク!仲良い業者さんがいて助かった話

台湾では20年落ちくらいの中古車が現役です

愛車は、40年の歴史に幕を下ろすことが最近話題になった日産マーチ。

と言ってもただのマーチではありません。1992年から2002年まで生産された2代目のK11マーチです。

K11マーチ、もう20年も経っているんですねえ。

台湾ではどうかは分かりませんが、ここ澎湖(ポンフー)ではよく見かけます。

初めて購入したのは、スズキのエブリイ…のOEMのフォードのプロントでした。中身はエブリイですが、フォードのは外観がちょっと丸っこくてかわいかったです。

田舎暮らしだったら軽バンが使いやすいよねと思って決めたのですが、古い車種であるため中古市場ではだいぶ数が減っており見つけるのが大変でした。

そのプロント、当時は台湾での中古車に対する知識が皆無だったため、「プロントがいいから」という理由だけでナンバープレートが付いていないものを購入してしまいました。

1台目にアリエナイ車を買ったおかげで勉強になりました

今思うと、ナンバープレートが付いていないなんて怪しすぎ。素人でも手を出さない物件です。

おかげで日本では値段すらつかないようなものなのに、当時のレートで50万円以上出して購入。さらに1ヶ月も経たずにエンジンから煙が上がり立ち往生。

台湾から澎湖に引っ越すために購入した自動車だったため、さんざん悩みましたが、25万円ほどかけてエンジンをオーバーホール。

その後も2〜3ヶ月に一度くらいの頻度で深刻な故障を繰り返したため、たぶんトータルで100万円以上かかりました。

で、今度は絶対に失敗しないぞ!と思って、とにかく市場流通量が豊富な日産マーチを選択したというワケです。

1年前に交換したばかりのタイヤがパンクした理由は、オドロキの…

おかげで自分のミスで壊した部分以外は問題は起きていません。

そんな愛車の様子がおかしかったのです。実はこの感覚、過去に2度ほど味わっていました。

一度はもちろんプロントの時。二度目は1年ほど前、同じくマーチを運転していた時です。そう、これはタイヤがパンクしている異常音と振動…。

とはいえ、1年前に新しいタイヤに交換したばかり。またパンクとは考えにくい。ちょっと調子が悪いだけ…とだましだまし走るものの、やっぱりおかしい。

しかもタイヤのパンクでないのなら、この振動と異常音はそれこそやばいのでは?

そう思うと冷や汗が止まりませんでした。交通量の多い通りだったため、仕方なく脇に止まれそうなところを探して停車。すると…。案の定、後輪が片方ぺっちゃんこになっていました。

マジかよ…。

海外の田舎暮らしなら、自分で直すか、仲良しの修理業者を見つけないと大変ですね

しばし呆けた後、プロント時代にさんざんお世話になった修理会社に電話。すぐに助けに来てくれました。

外されたタイヤを見てみると、そこには3ミリほどの穴があるではないですか。

たぶん、ガラスの破片か何かを踏んでしまったのでしょう。こんな漫画的なパンクの仕方なんてあるんかいな!と思いましたが、ここは台湾。何が落ちていても不思議ではありません。

目の前の車が荷台につんでいたゴミを落とした瞬間を見たこともあるし、明らかに積荷がはみ出ている大型トラックが走っているのは日常茶飯事。

さらに冬の時期は風が強いのでさまざまな障害物が飛んできます。

大事に至らず本当によかったですし、何度も故障を経験しているからこそ、すぐに異常に気づけたことはよかったことだと思います。

なにしろ、海外の田舎で暮らすには自分で問題を解決する能力が不可欠ですから、その勉強のために1台目に中古車を買ったということもあります。

なお、パンクの修理代は無料でした。感謝…!

いずれにせよ、なかなか人に頼れない海外の田舎。暮らすには苦労もいろいろあります。澎湖暮らしも、もう7年目になりました。

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