澎湖の平和な初一

平和な初一

ようやくお正月(春節/過年)がやってきました。この時期の澎湖(ポンフー)の定番は、お花畑と雑技団と市内に並ぶ屋台です。

お花畑は、澎湖空港と市内の中間地点にあるビジターセンター裏の草原に作られます。また、澎湖の文化の中心地である演芸ホールでは福建省の雑技団の公演を無料で観覧できます。市内の屋台は澎湖のメインストリートである「中正路」の1本となりの道に広がります。

台湾に親戚がいる人は台湾に遊びに行くことも多く、空港の近くの路上には路駐された車が列をなしますが、反対に台湾から澎湖に帰省する人も少なくありません。

それもあってか、普段は考えられないような人だかりを町や演芸ホールやお花畑で見かけます。アジア圏ではこの時期に町中がお祭り騒ぎになるのは常識ですが、アジアで唯一旧正月を祝わない日本人が来たらびっくりするでしょうね。

私たちも特に何を買うというわけでもないのですが、初一(旧暦の元旦のこと)には、とりあえず屋台を見に行きます。天気が良かったので、毎年似たようなパフォーマンスの多い雑技団は今年はパスし、ドライブに行きました。

狭い澎湖、どこに行く。という感じで、これまた特にあてもなく車を流すだけなのですが、こういう時は普段通らない道を通ったり、ちょっと冒険をしたりします。

あ、この道通ったことないけどずいぶんキレイだね! という道を進むと、たいてい軍事施設があって慌てて引き返したり。小さな歩道を歩いていたら野犬の群れに追いかけられそうになったり。

という感じで今年も平和に過ごせそうです。

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