
【個人旅行者必読!】澎湖(ポンフー)でレンタカーを借りる方法と注意事項を徹底解説
もくじ
台湾人の間では元々リゾートアイランドとして知られていた「澎湖(ポンフー)」ですが、ここ数年は日本人や香港人などの外国人観光客も増えてきました。
澎湖県政府としても国際化を目標の1つに掲げており、各国の花火師が参加する海上花火大会をはじめとし、トライアスロン、マラソンなど様々な国際大会も澎湖で開催されています。

ところが…

という課題があります。
例えば、路線バスは本数が少なすぎるので観光利用には適していませんし、観光バス「台湾好行」も2019年5月の時点では1日に1本しかありません。
しかし、それでもまずはお気軽に澎湖の観光スポットに行きたい! という場合は「台湾好行」は便利です。実際に載ってみたレポートをブログ記事にしましたので、ぜひご覧になってください。
澎湖(ポンフー)を気軽に観光したいなら、台湾好行バスツアーに参加しよう! – ラブ ポンフー
台湾の旅行ではレンタルバイクを借りるのが一般的ですが、バイクに慣れていないほとんどの日本人にとって、外国の田舎でバイクを運転するなど恐怖そのものです。

そもそも、台湾では50ccのバイクはほとんど生産されていないため、澎湖のレンタルバイクはほとんどが100cc以上。


となると、運転免許がなくても乗れる電動バイクしか交通手段を選べません。

しかし、2人以上の場合は電動バイクは少し不便です。また、免許なしで乗れる電動バイクは最高速度が30kmのため遠出をするのには向いていません。

と考えている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、澎湖でレンタカーを借りる方法と、運転の際の注意事項をご紹介いたします。

1,澎湖(ポンフー)でレンタカーを借りる方法
- ラブポンフーのサービスで予約する
- kkdayで予約する
- ホテルや民宿で予約する
- 直接レンタカーショップに行く
ラブポンフーのサービスで予約する
いきなり手前味噌で恐縮なのですが、手っ取り早いのはラブポンフーのサービスでレンタカーを予約してしまうことです。手数料は無料ですし、日本語で予約の手続きやフォローをしております。
事前に予約する場合、通常は事前の支払いが必要ですが、ラブポンフーでは日本人旅行者としての信用から特別に当日払いにて対応していただいていますのでご安心ください。
その代わり、基本的にはキャンセルはできない予約となりますので、万一キャンセルとなる場合はお早めにお知らせくださいね。直前キャンセルがあると次の方が借りられなくなる恐れがありますので、ご協力をお願いいたします。
kkdayで予約する
インターネットで予約してクレジットカードで支払いがしたいという方は、kkdayがおすすめです。
ただ、予約自体は日本語のウェブサイトでできますが、現地に到着してからのやりとりは中国語です。
澎湖は英語を話せない人も多いので、よほど言葉に自信がない方以外は、トラブルを防ぐためにラブポンフーの予約サービスをご利用ください。
kkdayでレンタカーを予約するホテルや民宿で予約する
ほとんどの場合、現地に到着してからホテルや民宿でレンタカーを予約することもできます。ただ、繁忙期の場合は直前の予約だと空きがない可能性もありますので、やはり事前に予約したほうが無難です。
また、シェラトンやMFホテル、長春などの大手であれば日本語の通じるスタッフがいますが、一般的なホテルや民宿の場合は英語すら通じない場合もありますので、その場合は中国語が話せることが前提になります。
直接レンタカーショップに行く
「何でも自分でやりたい!」というチャレンジ精神旺盛な方で、中国語が話せる場合はこの方法がおすすめです。ただ、市内から離れたホテルや民宿の場合は徒歩圏内にレンタカーショップがない場合もあるので事前に調べておきましょう。
2,澎湖でレンタカーを借りるときに必要なもの
- パスポート
- 中国語に翻訳した運転免許証
- クレジットカード(支払いに不要な場合でも)
上記の3つがあればレンタカーを借りられます。受け取りの際に上記資料を渡して必要書類に記入すればOKです。
ちょっとやっかいなのが中国語に翻訳した運転免許証です。これは事前にJAFや交流協会で中国語に翻訳してもらう必要があるので、出発の2週間前までには手続きをしなければなりません。
詳しくは、JAFのウェブサイトをご覧ください。
なお、澎湖(ポンフー)では慣習上、国際免許証でもレンタカーを借りられる場所が多く存在しますが、厳密に言うと国際免許証は台湾では使用できません(台湾は国際免許証を発行するジュネーブ条約を締結していないため)。
万が一の際にトラブルになる恐れがありますので、必ずJAFや交流協会で翻訳した免許証を持参しましょう。
日本の運転免許証を台湾で使うための中国語翻訳文について | JAF
クレジットカードはレンタカーの支払いに使わない場合でも必要なことがあります。これはデポジットのようなものですね。駐車料金の支払いをしないで車を返却した場合や、車を損傷させた場合など万一の時のために必要です。
クレジットカードが必須であるかどうかは、店舗によって異なるかと思いますが、ラブポンフーでご紹介しているショップの場合は必須です。
3,レンタカーを借りるときの手順
- パスポート、中国語に翻訳した免許証、クレジットカードをスタッフに手渡します。
- 必要事項に記入します。
- 車に乗る前に、車体にキズやヘコミがないかスタッフと一緒に確認します。
- 万一、キズやヘコミがあった場合はスタッフに確認して必要書類にメモします。
- ガソリンが満タンになっているか確認します。
- 問題なくエンジンをかけることができればOKです。
この流れは日本でレンタカーを借りる際と同様ですね。レンタカーを返却する場合は、ガソリンを満タンにしてからレンタカーショップに行ってください。
なお、レンタル時に満タンでなかった場合は、満タンで返す必要はございません。ご自身が必要な分だけガソリンを入れてください。
ちなみにレンタルバイクは満タン返しではないので、借りたらすぐにガソリンを入れに行くのが普通です。
4,レンタカーの保険について
澎湖(ポンフー)のレンタカーについている保険には要注意です。日本とは異なり対人保険のみとなります。
これは澎湖の慣習上のもので、どのレンタカーショップに行っても対人保険しか付いていません(もし対物保険をつけたレンタカーショップをご存知の方は教えてください🙇♂️)
そのため、対物などについては対象外となります。レンタカーの運転にはくれぐれもお 気をつけくださいね。
5,澎湖の交通ルールについて
右側通行での運転になれるコツは、左側に見える中央線をしっかり見ることです。日本の教習所では「自分が道路の真ん中を走っているような感覚で」と言われた覚えがありませんか?
右側通行の場合は、自分が道路の真ん中を走っている感覚でいると大変なことになります。常に左側の中央線を意識していると車線からはみ出さずに運転できるようになりますよ。

6,交通事故多発地帯について
上記地図の赤線部分は交通事故多発地帯です。澎湖県政府警察局が発行した資料を参考に作成いたしました。もちろん、赤線以外の部分でも安全運転でお願いしますね。
市内は混み合っており、一方通行も多いのでご注意ください。また、人、バイク、車を問わず飛び出し、ウィンカー無しでの方向転換、ふらつき運転、よそ見運転など散見されますので、十分ご注意ください。

特に観光シーズンには観光客が運転するバイクが増えます。観光客は道に慣れていないため、よそ見運転や急停車をすることがあります。
ちなみに地元の人のバイクと観光客のバイクを見分けるのは簡単。同じ色のヘルメットをかぶった集団は観光客です。
郊外は交通量が少ないですが、スピードの出しすぎにはお気をつけください。
7,駐車について
- 赤い線:駐停車禁止
- 黄色い線:駐車禁止
- 白い線:駐停車可
- 市内の駐車場の料金:1時間あたり20元(夜間は無料)
道路の赤い線は駐停車禁止エリア、黄色い線は駐車禁止エリアです。駐車をされる場合は、白い枠内か、白い線のエリアにしてください。
白い枠内に駐車した場合、日中は駐車料金が必要となります。料金は1時間あたり20元で、ワイパーに請求書が挟まれます。レンタカーを返す前に、請求書を持ってコンビニでご精算ください。

郊外に行くとほぼ白線のみになりますので、駐車場所に困るということはほとんどありません。
8,万一のことがあったら
もしレンタカーの運転中に事故に遭ってしまった場合は、すぐに警察に連絡してください。澎湖(ポンフー)は狭いので、地元の人はだいたい警察に知り合いがいます。下手に自分たちだけで事を済まそうとすると厄介なことになるかもしれません。
大抵の場合、日本人にトラブルがあった場合はラブポンフーの私達が警察に協力しております。その場合はラブポンフーのサービスを利用していようが、いなかろうがご協力いたしますのでご安心ください。
良い旅を!
それでは、レンタカーでの澎湖(ポンフー)旅行をお楽しみください。レンタカーは大変そうと思われた方は、ぜひラブポンフーのガイドサービスをご利用くださいね!