移動時間だけなら同じなんです

移動時間だけなら同じです

澎湖(ポンフー)は離島なので、いろいろな優遇制度があります。一番分かりやすいのは、飛行機の住民特別料金。通常料金より30%オフの値段でチケットを買うことができます。

ただ30%オフでもあんまり安くなかったりします。というのも、澎湖に乗り入れる飛行機は元々4社もあったのですが、そのうちLCC的だった2社が倒産してしまい現在は大手2社しか運航していないんです。

倒産した2社には当然それなり、いやそれ以上の問題があったのですが、大手2社と比較すると安かったのでちょっと残念です。ま、倒産直前は安くてもその会社の運航する便には乗らないようにしていましたけどね。

澎湖から台北までの所要時間は大体50分です。待ち時間も含めると90分くらいかかる計算になりますが、到着するのは市内にある松山空港なので、そこから市内までの移動時間はほとんどありません。

実は台北に住んでいた時は、台北の中心地に行くまでにバスや電車を乗り継いで90分くらいかかっていました。移動時間だけで考えると、澎湖にいても台北にいても中心地に行くまでの所要時間は同じくらいなんです。

ちなみに、澎湖〜台北間の航空券代はだいたい片道1,500元前後ですので往復で3,000元です。日本円だと10,000円くらいですね。うーん、さすがに気軽に払える金額ではないですね…。

というわけで交通費は全然違いますが、飛行機も1〜2時間に1本出ているので、いざという時にすぐに行けるのは便利ですね。幸いなことにそんなことは今まで一度もありませんが。

航空会社が4社あった時は住民割引で600元とかもあったので、だいぶ高くなってしまいました。しかも観光シーズンは便数も多く、機材も変更して席数を多くしているのですが、それでも手に入らなかったりするのでちょっと不便です。値段も高いし。

特に連休の時にチケットが買えるかは運次第のところがあります。こればかりは旅行会社に頼んでも買える保証はありません。が、連休の時はさすがに住民のためにいくつか席数を確保するようにはなっていますのでご安心ください。

日本の地方でも、快速に乗れば都内に住んでいるのと同じくらいの時間で都心に行ける場所がありますよね。今後、リモートワークが一般的になったらそういうライフスタイルの人も増えることでしょう。

なお、僕は年に一度台北に行ければ満足なのであんまり困ってませんが、ルルさんはもう少し頻繁に台北に行きたいみたいです。住民割引がもっと安くなって、ぼくも割引が使えればなあ。

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