時速60kmの強風の中、布団を干してみた。
旧暦とは不思議なものです。澎湖(ポンフー)に引っ越してきて4年。毎年、旧暦で定められている節目になると季節がはっきりと移り変わるのを感じます。
例えば、季節風。中秋の名月を過ぎたあたりから吹き始めます。今年は10月1日でした。そして今、外には時速60kmの猛烈な風が吹いています。
秒速にすると約16メートル。突風になるともっと強くなります。小さな子どもだったらコケちゃう風速です。マジで。
ちなみに澎湖の各離島を結ぶ定期船は風速15.5m/s以上で欠航となりますので、当然今日は欠航でした。
これからだんだん雲が広がる季節になるのですが、まだまだ空には青空が広がっています。気温は大体27度くらい。湿度は50%くらいと澎湖にしてはかなり乾燥しています。
ということで、布団干しました。
我が家では洗濯物を干す場合は、物干し台を表に出して干します。通りから丸見えです。なんなら公共の場であり物干し場ではありませんが、そこは田舎なのでスルーしましょう。
ただ、問題は風ですね!
物干し台を出して表面積の大きな布団を出したら速攻で物干し台が倒れます。これは困る。
ってことで、水が15リットルくらい入ったポリタンクを重しにして犬の散歩用リードで固定します。
ここまでするとさすがに物干し台が倒れることはありませんが、その代わりに布団が持ってかれます。
洗濯バサミ2つくらいじゃ役に立たないので、4つも5つもつけてやっと飛ばされなくなるのですが、それでも突風が吹いたら飛ばされちゃったりします。
すぐに回収しないと海まで持ってかれそうだし、道の真ん中に落ちちゃったら車に轢かれそうなので気を配ります。
というわけで、時速60kmの風のなかで布団を干すのは大変ですが、太陽が出ていて風もあるので本当にすぐに乾くのがいいですね。
今度は室内干しにしますね。
※写真は、秋の鯨魚洞の荒波です。